①語音弁別測定
語音をどれだけ正確に聞き分けられるかを測定
・単音節リストを用いる
・結果は%で表す
②語音了解閾値測定(SRT)
語音による最小可聴閾値を測定
・一桁数字リストを用いる
・結果はdBで表す
③了解度測定
文章、質問によって得られた正答率を了解度とする
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語音了解閾値測定(SRT)
・音源:一桁の数字リストを使用。
・提示レベル:初めの音圧は十分に聞こえるレベルで開始し、1音ごとに5dB下げる(大まかに把握したい場合は1音ごとに10dB下げる)。
2行目以降は1行目と同様、1音ごとに音圧を下げながら測定(縦の列は同じ音圧)。
第1音目の音圧は5dBステップで下げる場合はお客様の平均聴力+15dB(10dBステップで下げる場合は平均聴力+30dB)。
高齢者の場合は測定に慣れるために少し大きめの音で1行練習する場合もある。