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2020年8月22日土曜日

語音聴力測定の種類

語音弁別測定
    語音をどれだけ正確に聞き分けられるかを測定
        ・単音節リストを用いる
        ・結果は%で表す


語音了解閾値測定(SRT)
    語音による最小可聴閾値を測定
        ・一桁数字リストを用いる
        ・結果はdBで表す

了解度測定
    文章、質問によって得られた正答率を了解度とする

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語音了解閾値測定(SRT)

・音源:一桁の数字リストを使用。
・提示レベル:初めの音圧は十分に聞こえるレベルで開始し、1音ごとに5dB下げる(大まかに把握したい場合は1音ごとに10dB下げる)。
 2行目以降は1行目と同様、1音ごとに音圧を下げながら測定(縦の列は同じ音圧)。
 第1音目の音圧は5dBステップで下げる場合はお客様の平均聴力+15dB(10dBステップで下げる場合は平均聴力+30dB)。
 高齢者の場合は測定に慣れるために少し大きめの音で1行練習する場合もある。



2015年11月15日日曜日

装用閾値の推定値

『表1の「挿入利得算出のための補正値」と図1の補聴器の使用状態での60dBSPL入力時の周波数レスポンスおよび図2の装用者のオージオグラムから、この補聴器の使用状態における500,1000,2000Hzの装用閾値の推定値を求めよ。』










という問題があり、これがかなり悩んでいましたというか、わかっていなかった。


解き方があって、以下のような流れになります。

①まず図1から500Hzの60dBSPL入力時の周波数レスポンスが赤で囲んだ24
 これに表1の補正値の赤で囲んだ部分2.5を加えます。

  24+2.5=26.5

②図2のオージオグラムから500Hzが55dBなので、55-①28.5dBHL

これが500Hzの装用閾値の推定値になります。
色々な数字が並びますが、必要な数字は3種類だけです。

同じようにして、1000Hzは、

  図1から35、表1から、表2から65なので、
  65-(35+3) = 27dBHL

これが1000Hzの推定値です。

さらに2000Hzは、

  図1から33、表1から-3.5、表2から60なので、
  60-(33-3.5) = 30.5dBHL

これが2000Hzの推定値になります。

グラフや表にいろいろな数字があるのですが、装用閾値を求めるのに必要なのは
この3つだけ。


2015年11月10日火曜日

語音了解閾値検査

1)1桁数字リストを使用して、語音最少可聴レベルを測定
1桁数字リストによって50%明瞭度の得られるレベルを語音了解閾値とする。
2)語表は67-Sまたは57-S語表を用いる。
3)検査内容の説明は「数字の聴こえ方検査用紙」を被験者に提示して、次の説明をする。

①1桁の数字が6回が3秒間隔で順次聞こえてきます。
②2、3と進むにつれ順次弱くなっていき聞こえなくなります。
 6つ1行が終わると次の行に移って、最初の1語が元の大きさに戻って聞こえます。
 これを6回繰り返します。


③聞き取れた数字を表の第1列目から数字で書き入れてください。
④わからないところはあけておきます。


4)第1語のレベル決定は閾値+30dB、第2語から順に10dBずつ下げていき、
  正答率50%の所が語音了解閾値です。


2015年11月7日土曜日

マスキングの目的

測定耳の反対側の耳で検査音が聞こえてしまう現象をシャドウヒヤリングと言います。
気導レシーバを耳にあてて、音を大きくしていくと、空気の振動が皮膚で減衰してから頭骨に伝わり、骨導となって反対側の内耳に到達します。減衰量は約40dB~60dBです。

たとえば、左耳に60dBHLを提示すると右耳内耳には10dBHLで届くので、右耳骨導閾値が10dBHL以下なら左耳に提示した音を右耳で聴いてしまい、左耳の真の聴力が測れません。音が聴こえたので合図をしてしまいます。実際は左耳では聴こえていないかもしれません。これをシャドウヒヤリングと言います。

この対策として、良耳(この例の場合は右耳)に雑音を付加して、検査音が聞こえないように遮蔽します。これをマスキングといい、その雑音をマスキングノイズと言います。マスキングノイズはバンドノイズを使います。


2015年10月28日水曜日

予備測定

目的は音の聞こえ方や応答の仕方を覚えてもらうことと、閾値の見当をつけることです。
まず、聞こえの良いと思われるほうの耳に、1000Hz、40dBの測定音(断続音)を2秒ほど聞かせ、
応答がない場合は20dBステップで上げ、応答があったら10dBステップで応答がなくなるまで下げます。
次に5dBステップで応答があるまで測定音を上げます。
応答があったらインタラプターで測定音を数回入/切します。これに一致したら終了。