2015年11月20日金曜日

奈良

ひさしぶりに気分転換をしてきました。


奈良です。
JR奈良駅から歩いて春日大社に向かいましたが、
雨も上がって少し肌寒いくらいの天気の中、
初めて通る道で行ったので迷った迷った。
地図を見るも北がわからず、逆の道を歩いてしまったりで、
結局Googleマップのお世話になりました。


 途中で志賀直哉の旧居に立ち寄り、しばらく辺りをブラブラしたのち
春日大社へ。

ものすごい人。
自撮棒を持つ人、参道の真ん中を平気で歩く人、調子よく歩いてるかと思ったら突然立ち止まるなど、
え?っと思うような人たちでいっぱい。
ちなみに参道は神様の通るところなので、神様以外は道の端を歩かなければならない。


春日大社でこんなに人がいるのかぁと感心してそのまま二月堂まで。
二月堂は人が少なく、のんびり見て回ることができましたが、
続く東大寺がすごかった。

人!人!人!
アジアからの旅行者の皆さん、ヨーロッパやアメリカなどからの旅行者の皆さん、
修学旅行の学生に、遠足の小学生。
そこに自分たちみたいなぶらつき組までがいるのだから、
とにかく人!

自撮り棒を振り回す人もいれば、泣き叫ぶ子供たち。
東大寺ってこんなににぎやかだったんですね。
一昔前はぶらつき組+修学旅行しかいなかったのに。

紅葉を楽しみにしていったんだけど、
遅かったのか昨夜の雨で落ちたのか。
でも銀杏の下は黄色いじゅうたんでした。
においもすごかったけどね。


2015年11月15日日曜日

装用閾値の推定値

『表1の「挿入利得算出のための補正値」と図1の補聴器の使用状態での60dBSPL入力時の周波数レスポンスおよび図2の装用者のオージオグラムから、この補聴器の使用状態における500,1000,2000Hzの装用閾値の推定値を求めよ。』










という問題があり、これがかなり悩んでいましたというか、わかっていなかった。


解き方があって、以下のような流れになります。

①まず図1から500Hzの60dBSPL入力時の周波数レスポンスが赤で囲んだ24
 これに表1の補正値の赤で囲んだ部分2.5を加えます。

  24+2.5=26.5

②図2のオージオグラムから500Hzが55dBなので、55-①28.5dBHL

これが500Hzの装用閾値の推定値になります。
色々な数字が並びますが、必要な数字は3種類だけです。

同じようにして、1000Hzは、

  図1から35、表1から、表2から65なので、
  65-(35+3) = 27dBHL

これが1000Hzの推定値です。

さらに2000Hzは、

  図1から33、表1から-3.5、表2から60なので、
  60-(33-3.5) = 30.5dBHL

これが2000Hzの推定値になります。

グラフや表にいろいろな数字があるのですが、装用閾値を求めるのに必要なのは
この3つだけ。


2015年11月10日火曜日

語音了解閾値検査

1)1桁数字リストを使用して、語音最少可聴レベルを測定
  1桁数字リストによって50%明瞭度の得られるレベルを語音了解閾値とする。

2)語表は67-Sまたは57-S語表を用いる。

3)検査内容の説明は「数字の聴こえ方検査用紙」を被験者に提示して、次の説明をする。


①1桁の数字が6回が3秒間隔で順次聞こえてきます。

②2、3と進むにつれ順次弱くなっていき聞こえなくなります。
 6つ1行が終わると次の行に移って、最初の1語が元の大きさに戻って聞こえます。
 これを6回繰り返します。

③聞き取れた数字を表の第1列目から数字で書き入れてください。

④わからないところはあけておきます。









4)第1語のレベル決定は閾値+30dB、第2語から順に10dBずつ下げていき、
  正答率50%の所が語音了解閾値です。


2015年11月8日日曜日

音とは?

・音は空気の微小な圧力変動

・音速とは、1秒間に音波が伝わる距離およそ340m(1気圧 15℃)のこと

・音の波長は音速を周波数で割ったもの

・波長とは、1秒間に生じる波の数

・音の到達時間は、距離を音速で割る

・音は、光と同じように物に当たるとはね返る(反射)、漏れる(透過)、吸われる(吸収)、まわりこむ(回折)といった性質がある


2015年11月7日土曜日

マスキングの目的

測定耳の反対側の耳で検査音が聞こえてしまう現象をシャドウヒヤリングと言います。
気導レシーバを耳にあてて、音を大きくしていくと、空気の振動が皮膚で減衰してから頭骨に伝わり、骨導となって反対側の内耳に到達します。減衰量は約40dB~60dBです。

たとえば、左耳に60dBHLを提示すると右耳内耳には10dBHLで届くので、右耳骨導閾値が10dBHL以下なら左耳に提示した音を右耳で聴いてしまい、左耳の真の聴力が測れません。音が聴こえたので合図をしてしまいます。実際は左耳では聴こえていないかもしれません。これをシャドウヒヤリングと言います。

この対策として、良耳(この例の場合は右耳)に雑音を付加して、検査音が聞こえないように遮蔽します。これをマスキングといい、その雑音をマスキングノイズと言います。マスキングノイズはバンドノイズを使います。


2015年11月3日火曜日

東京に行ってきた?

昨日はテクノエイド協会の認定補聴器技能者の試験でした。
羽田空港に夜9時半頃に到着し、ホテルまで1時間。
ホテルで試験の勉強をして就寝。

翌朝試験会場に移動して夕方まで試験。
その後空港に戻って、同じように試験に来ていた学生時代の友人と
フライト時間まで喫茶店で時間をつぶし、
午後8時半の飛行機で関西空港へ。
なんと東京に24時間いなかった。
しかもそのほとんどを乗り物か建物の中。

往路の飛行機は途中からものすごく揺れだし、機内サービスも途中で中止になるほど。
復路も関西空港上空で何度も旋回し、ようやく着陸したのは15分遅れで、
混雑が原因でした。
そのせいで関西空港駅で10分待つはめに。

試験会場の目と鼻の先でモーターショーをやっていたのに見にも行かず、


終わったらさっさと帰ってしまいました。
試験、受かってるといいけどなぁ。